毛穴に黒ずみができると一気にお顔の印象が暗くなり、メイクのりもいまいちになりますよね。

毛穴の黒ずみとは毛穴が黒く見え、ぽつぽつと膨らみ、ざらつきのある状態です。皮脂量の多いTゾーンにできやすいのが特徴です。 

毛穴の黒ずみが気になるあまりゴシゴシ擦って洗っていませんか？

それではお肌の表面に摩擦が起こってしまい毛穴も広がり余計に黒ずみの原因になります。

綺麗なお肌にしたいはずが逆効果ですよね。

まず、毛穴の黒ずみの原因についてご紹介いたします。 

黒ずみができる原因 

・毛穴詰まり 

皮脂、古い角質、メイクの汚れなどが毛穴に詰まり、酸化することで黒ずみが生じます。

乾燥によって皮膚の保護機能が働くことで起こる皮脂の過剰分泌の他、洗顔時のクレンジングや洗顔料の洗い残しなどが原因として考えられます。 

肌を清潔に保ち、保湿ケアでうるおいを保つことが対策となります。 

・毛穴の開き 

毛穴の開きは、皮脂の過剰な分泌によって毛穴が詰まり毛穴を押し広げるためにおこります。

この開いた毛穴に光が当たることで影が生まれ、黒ずみのように見えます。

この場合は、毛穴の引き締めやリフトアップ対策をするといいでしょう。 

《クレンジングのポイント》

石けんオフOKなメイクをしている時以外は、メイクが肌に残ってしまう可能性があるのでクレンジングアイテムを用いてメイクオフしましょう。頬、Tゾーンなど、面積の広い箇所、毛穴が詰まりがちな小鼻周り、頬のあたりを中心に円を描くように指の腹で優しくクレンジングを広げメイクとなじませます。クレンジングオイルは、毛穴に詰まった汚れを落としやすいので毛穴が気になる方のケアに効果的です。水となじませ、乳化することで落とすことができます。

一方で長時間のクレンジングは、皮脂の取りすぎによる乾燥につながる可能性があるため避けましょう。

《スペシャルケア》

2～3日に1回、1週間に1回などのスペシャルケアを取り入れることもおすすめです。毛穴ケア用には、ゴマージュ、スクラブ、ピーリング用のシートマスクなど、さまざまなセルフケアのできるアイテムが販売されています。

毛穴の黒ずみ対策でしてはいけないNGケア

角栓の押し出し

黒ずみが目立つ箇所の周辺を指で圧迫するなどして、角栓を押し出してしまうことはNGです。かえって毛穴が開いて目立うようになります。また皮膚にダメージを与えることで、指の雑菌が肌に付着したり、悪化するデメリットがあります。

●ゴシゴシ洗顔

摩擦は肌への負担が大きくなります。角質肥厚につながり、毛穴詰まりとなる場合があるので避けましょう。

●過度な毛穴パック

毛穴と周辺の肌に負担をかけてしまうので、毛穴が閉じにくくなってしまうこともあります。肌トラブルの原因になるおそれもあります。肌のバリア機能が低下し、皮脂の過剰分泌などにつながるため、毛穴パックのやりすぎに気をつけましょう。